西日本JRバス「高雄・京北線」は、京都駅から国道162号線を通り、高雄・梶ノ尾を経由し周山を結ぶ路線です。
国鉄時代は「京鶴線」と呼ばれ、京都駅〜美山町の鶴ヶ岡間が1937年に開設されました。
さらに、1951年から京都・福井県境の堀越峠を越え、「名田庄線」小浜〜納田終間とつながって「小浜線」となり、京都〜小浜間直通運転も行われていましたが、1960年代中頃には廃止され、以降は京都駅〜美山町の鶴ヶ岡・丹波福居間の路線として運行されてきました。
周山からは「山国線」が分岐し旧京北町の東部の井戸・小塩・上黒田・灰屋への路線がありました。
「京鶴線」の枝線が、杉坂口から杉坂、小野郷から大森(何れも京都駅から直通)、京北町の細野から下長野、出口橋から矢代(何れも周山から直通)、への路線がありました。
路線のワンマン化は遅く、1983年頃までは京都駅〜栂ノ尾・周山〜鶴ヶ岡間区間便を除き、ツーマン運行となっており、杉坂行きは路線廃止までワンマン化されませんでした。
1987年には国鉄分割民営化によりJR西日本の自動車部門、翌1988年には子会社化され、「西日本JRバス」が発足しました。
JRバス発足直前に杉坂・大森への枝線は廃止されましたが、1991年以降は順次、周山以北の路線廃止が進められ、美山町への路線は美山町営バス、山国線と下長野・矢代への支線は京北町営バスに移管されています。
また、旧京北・美山町内には京都交通の路線がありましたが、こちらも撤退し、京北・美山・日吉・和知町営バスなどに移管されています。
周山以北で最後まで残った周山〜ゼミナールハウス・鳥谷間は2003年3月31日限りで廃止となり、高雄京北線は京都駅〜周山間に短縮になりました。
京都駅〜高雄・栂ノ尾間が1時間2〜3本、京都駅〜周山が1時間1本程度の便が運行されており、西日本JRバスの一般路線では一番乗客密度の高い主要路線となっています。
2005年4月1日、京北町は京都市に合併されたため、京北町直営から(財)きょうと京北ふるさと公社への委託に移管されました。路線・時刻はこれまで通りです。

雪の高雄にて
